2009-01-01から1年間の記事一覧

一条戻り橋とお地蔵さん

一條戻橋。 その昔、三好清行というお方が亡くなった時、その死を聞いた子の浄蔵が紀州熊野から急いで 戻ってくると、葬列がちょうどこの橋の上を通りかかっており、柩にすがって泣き悲しむと、清行 は一時蘇生して、父子は抱き合ったという伝説から、「戻り…

開いてて良かった「お地蔵さん」

西院あたりで見かけたお地蔵さん。 まず始めは、四条通りの嵐電の踏切りそばにあった、お地蔵さん。 朱塗りというか、赤いペンキ仕立てが、ポストか消火栓を連想させます。 祠の中に祠があって、「屋上屋を架す」というタイプですね。 中のお地蔵さんは、子…

みかど焼き

庶民派グルメの最高峰。今川焼き?大判焼き?のチャンピオンといえば、ここです。 お店が開いているかは、運次第。おばちゃん曰く、営業時間は「体調に合わせて」1日2時間位 だそうです。私も何度も通って、振られました。振られたお客が向かいの八百屋さ…

岩倉三面石仏

以前に紹介した、実相院近くの目無地蔵さんを訪ねて、再び岩倉へ。 まずは、途中の深泥ヶ池を過ぎた坂道に、祠を発見。 八瀬で見かけたものと同じ、岩肌のお地蔵さんかと思いきや、ちょっとお姿が違います。 手水鉢には「観音水」とあり、祠の上部に「那智観…

神戸・三宮のお地蔵さん

神戸の三宮へ遊びに出掛けた時に、センター街で出会ったお地蔵さんを紹介します。 こんな若者で賑わう商店街にもお地蔵さんはいました。 商店街に溶け込んだ、控えめなデザインで、大きめの賽銭箱と中央の真言が目立っています。 3体並んでいて、左側の方が…

南区 羅城門跡 「矢取地蔵尊」

南区の羅城門跡に「矢取地蔵尊」があります。 説明文によると、今から千百年前に干ばつが起こった際、時の朝廷の命令で守敏と空海が 雨乞いの祈祷を行い、空海の術が勝り雨が降ったのを逆恨みした守敏が、空海の背後から 矢を射ると、突如お地蔵さんが現れ、…

大山崎町のお地蔵さん

西国街道から足を延ばし、大山崎町へ行ってきました。 まずは、西国街道と久我畷(こがなわて)の交差点近くにあったお地蔵さん。 人家の敷地内に祠もなく、しかも変わった方向を向いて立っています。 そばに立っていた、説明板には平安時代から西国街道と久…

長岡京市楊谷寺ぶらぶら(その3)

乗願寺より、再び柳谷道へ戻ります。 残りもあと数百メートルとなりました。 小雨が降りだす中、やっと楊谷寺に到着しました。 振り返ればこんな山の中。寄り道をしたせいで、参拝時間もあと1時間。休憩所も閉まって いました。 山門には風神雷神。 山門脇…

長岡京市楊谷寺ぶらぶら(その2)〜乗願寺編

「弥勒谷十三佛」の横に、浄土谷大佛(おおぼとけ)の案内板がありました。 ちょっと寄り道してみると、山の中にのどかな田園風景が。まったく人家の見えない こんな山奥でも選挙ポスターが貼られています。注目度よりその心意気が大事なのでしょう。 途中間…

長岡京市楊谷寺ぶらぶら(その1)

長岡京市の西側の山中に柳谷観音を祀った楊谷寺というお寺があります。 最近PCの使い過ぎで目がしょぼしょぼするので、眼病に効くという有名なお寺に行ってきました。 まずは、出発地点の民家にあったお地蔵さん。 瓦屋根と木調が母屋とマッチしていて、き…

祇園祭に行ってきました。(その2)

いよいよ、宵山がはじまりましたが、その前日の様子のリポートの続きです。 13日の時点で、多くの山鉾は組み立て中でしたが、「鶏鉾」はすでに拝観が始まっていました。 800円で粽を買うと、鉾の2階へ上がられてもらえます。 まだ宵山の前日なので、人出は少…

祇園祭に行ってきました。(その1)

本日、祇園祭に行ってきました。 といっても、宵山の前日なので、山鉾の組立ての見物です。 まずは、「鈴鹿山」。まだまだ建て始めたところです。脇には真松が置いてありました。 山を保管する町屋の奥には、「お地蔵さん」が祀られていました。いいもの発見…

ドクターペッパー

私は炭酸飲料の王様は、なんといってもこれだと思っています。 関西では認知度が低く、なかなか手に入らないのですが、安売りの店「ジャパン」で発見しました。 この独特の味わいは、20種類以上のフルーツフレーバーのブレンドにあるみたいです。 それから…

アピタタウンに行ってきました。

京都についにアピタが進出のニュースを聞いて、精華町のアピタタウンへ行ってきました。 目印は向かいの国会図書館です。こちらも一度ゆっくり行ってみたい〜っ。 駐車場は広いですが、この日はオープンセール中とあって、車はいっぱいでした。 立派な外観。…

手作りハンバーグの店「とくら」

以前からお店の前にお客さんの列が並んでいて、気になっていたのですが、 先日「リビング京都」にも紹介されていたので、平日の夜に行ってきました。 場所は、桂南のダイエーの近くです。 店内は、グリル周りのカウンター席とテーブル席で、こじんまりとした…

河原町五条あたりのお地蔵さん

前回のトマソン物件当たりのお地蔵さん。 西木屋町通りにあります。しょっちゅう前を通っていたのですが、シャッターと一体化していて またく気付きませんでした。扉の中にはお地蔵さんがありました。 中には2体のお地蔵さんが祀られていました。向かって左…

不思議な庇

赤瀬川原平氏の発見した、超芸術「トマソン」をご存じですか。 「トマソン」とは、街角にある無用の長物に芸術性を見出したもので、たくさんの出版物や それを開拓する収集家(トマソニアン)がいます。 そこで、以前から気になっていた、河原町五条にある不…

長岡京市のお地蔵さん〜西国街道ぶらぶら (その2)

長岡京駅前を通り過ぎ、そのまま南へ進むと、「お立寄りスポット・神足石仏群」の案内板が。 矢印の方向へ進むと、ちょと変わったお地蔵さんがありました。 祠の中に祠が納められています。名前は「波羅密地蔵尊」。調べてみると、波羅密とは、 仏教の6つの…

長岡京市のお地蔵さん〜西国街道ぶらぶら (その1)

長岡京市の西国街道あたりをぶらぶらしました。 西国街道も歴史のある道なので、どんなお地蔵さんに会えるか期待大です。 まずは、いきなり珍しい物に出会いました。「蛭児社」と書かれています。 蛭児というのは多分、蛭子のことじゃないでしょうか。イザナ…

クランポンの信州胡桃タルト

長野県松本市へ行ってきました。 松本市のおみやげといえば、「雷鳥」か最近SAでよく見かける「白樺の大地」が定番(?)ですが、 美味しいタルトを発見しましたので、紹介します。 クランポンの「信州胡桃タルト」です。 長野県で展開しているスーパー「アッ…

六条通りから四条烏丸あたりのお地蔵さん

ここら辺りは、以前にも紹介したことがあるのですが、見落としていたお地蔵さんもあるので、 再度ぶらぶらしてみました。 まずは、三角屋根のお地蔵さん。アクリル板の両サイドから手が入れられるようになっているのが、 実用的です。 続いて、すぐ傍にあっ…

鴨川右岸〜河原町六条から七条あたりのお地蔵さん (その3)

鴨川の正面橋には、なぜか釣鐘が置いてあります。欄干に鎖でつながれていますが、 誰もこんなもの持っていけないと思います。 その近くにあったお地蔵さん。「やどかりタイプ」です。 石の土台に「お賽銭口」がありましたが、入れたお賽銭の取り出し口はどこ…

中日ドラゴンズ応援記〜京セラ(大阪)ドームへ行ってきました。

唐突ですが、6月3日セパ交流戦 オリックスvs中日ドラゴンズを観戦に行ってきました。 今回は「閑話休題」、久しぶりのプロ野球観戦記を紹介します。 京セラドームは、アクセスも便利ですし、きれいでいい球場です。 球場に近づくと、ユニフォーム姿のファ…

鴨川右岸〜河原町六条から七条あたりのお地蔵さん (その2)

これは、「やどかりタイプ」というより、軒下を借りた「雨やどりタイプ」ですね。 格子が面白い形にカットされていて、鐘も叩けるように工夫されています。 これは、塩ビの波板で囲われただけの、シンプルな作りです。場所もマンションの自転車置き場の 脇で…

鴨川右岸〜河原町六条から七条あたりのお地蔵さん (その1)

学区で云えば、菊浜学区をぶらぶら歩いて、見つけたお地蔵さん。 この辺も古い家並みが残っているので、お地蔵さんがたくさんありました。 まずは、町屋の一部と一体化した「やどかりタイプ」のお地蔵さん。 このタイプは、格子の形に特徴があります。ここは…

鉄板焼き2店リポート

まずは、南区にある「島木譲二のお好み焼き」のお店へ。 国道171号線沿い、久世橋の交差点付近にかなり目立って建っています。 店内にも島木譲二のイラストがいっぱいです。 店員さんの愛想がよく、写真を撮っていたら、シャッターを押しましょうかと声を…

飛び出してきたお地蔵さん?

西木屋町通りで見かけました。 家もお地蔵さんの祠も、どちらもかなり年季が入っています。 横からよく見てみると、お地蔵さんと家の間に隙間がありません。ぴったりとくっついています。 完全に家の一部として取り込まれたお地蔵さんは、「塗りカベ地蔵」と…

おはぎの今西軒とおせきもち

烏丸五条にある「今西軒」に行ってきました。 「巴屋」もそうでしたが、こちらもうっかりしていると、見落としがちな店構えです。 おはぎの名店は販売数が少ないので、昼過ぎにのんびり行くと閉店していることがあり、お店を探してウロウロとさまよう羽目に…

唐破風のお地蔵さん

六条小学校の近くの公園で見かけました。 苔むす屋根が、歴史の厚さを感じさせます。 この丸みを帯びた形の屋根を唐破風というそうですが、お地蔵さんの祠の屋根としては珍しく、どこか格調高い感じが漂っています。 よく見ると、唐破風の上にも、金色の卍の…

トタン小屋のお地蔵さん

六条通りの高倉で見つけました。 祠はなく、酒屋さんの倉庫に間借りしている格好です。 日差しの強い日は暑く、雨の日は音が賑やかなことでしょう。 夜は隣りの倉庫と並んで、閉店ガラガラとシャッターを下ろすのかと思いましたが、さすがにそれはないようで…