六条通りから四条烏丸あたりのお地蔵さん

ここら辺りは、以前にも紹介したことがあるのですが、見落としていたお地蔵さんもあるので、
再度ぶらぶらしてみました。

まずは、三角屋根のお地蔵さん。アクリル板の両サイドから手が入れられるようになっているのが、
実用的です。

続いて、すぐ傍にあったのが、かまぼこ型のお地蔵さん。ご本尊は大日如来さまです。

土台はコンクリート製で、まるで溝蓋(失礼!)のような文様が、手作り感満載です。
それに、アクリル製の短い庇は、これで用をなしているのでしょうか。
う〜ん、作者の強いこだわりが感じられます。

そして以前に紹介した、トタンに囲まれたお地蔵さん。
トタンは新調されていましたが、相変わらず、祠は新調してもらえなかったみたいです。

それから、以前から気になっていたのが、このお地蔵さん。近所の人がお掃除しているところを、
何度か見かけました。改めてよく見ると、「一心地蔵大菩薩」と書かれていました。

名前の由来は書かれていませんでしたので、詳しいことは分かりませんが、願い事を
一心にお願いすれば叶えられる、という意味なのでしょうか。
ご本尊を拝見することができきないのが、実に残念です。

こちらも以前に紹介した、五条警察横のお地蔵さん。
改めて観察すると、紫の幕の卍が逆です。最初は表裏を間違えてるのかと思ったのですが、
裏地は白なので、完全にやっちゃった状態です。

中のお地蔵さんは、今風の可愛らしいお姿なので、昔からあるお地蔵さんを祀ってあるのでなく、
新庁舎になって新しく安置したのでしょう。それだけに「やっちゃった」のが残念です。

最後に、からすま京都ホテル横にあるお地蔵さん。
入母屋の屋根が珍しい。もしかすると、商売の神様を祀ってあるのかと思いましたが、
手水鉢に町内安全と書かれていたので、お地蔵さんだと思います。
これもご本尊が拝見できないのが、残念!



今日の最後に、四条烏丸の交差点で、加茂の野菜売りのおばちゃんを見かけました。
こんな中心部にも足を伸ばしているんですね。おばちゃんの行動エリアに感動です。
でも、こんなビジネス街で果たして商売になるのでしょうか。ちょっと心配です。