長岡京市のお地蔵さん〜西国街道ぶらぶら (その1)
長岡京市の西国街道あたりをぶらぶらしました。
西国街道も歴史のある道なので、どんなお地蔵さんに会えるか期待大です。
まずは、いきなり珍しい物に出会いました。「蛭児社」と書かれています。
蛭児というのは多分、蛭子のことじゃないでしょうか。イザナギとイザナミの最初の子どもですよね。
それが名前を変えて、恵比寿さんになっているようですが、商売繁盛の神様にしては、
何か寂しい感じが…。それにここは住宅街。なぜ「蛭児社」があるのでしょう。
どなたか、歴史に詳しい方、教えてください。
暫く進むと、今度はお地蔵さん。祠の感じもちょっと京都市内とは違います。
次もまた、違った感じのお地蔵さん。どちらも祠が瓦屋根で、サイズも大きめで、辻堂タイプです。
子どもを守るお地蔵さんというより、道祖神的要素が強いように感じます。
その向かいには、野仏タイプのお地蔵さんがありました。
こんどは、普通の(?)お地蔵さん。奉納の前掛けが見えます。
祠の横には、お地蔵さんの真言が書かれていました。お参りする時には、忘れずに。
長岡京市の駅に近づくと、マンション前に、小さなお地蔵さん。
もう一つ京都市内との違いは、お供え物一式は祠の内側に納められているところです。
さらに駅前には、立派なお地蔵さんがありました。
よく見ると「安産子安地蔵尊」と書かれています。
ご詠歌も5番まで掲げられていて、よく見るとご本尊の裏に、お地蔵さんの説明板が入っています。
お〜い、これじゃあ何にも見えないよ。どうして?