大山崎町のお地蔵さん

西国街道から足を延ばし、大山崎町へ行ってきました。



まずは、西国街道と久我畷(こがなわて)の交差点近くにあったお地蔵さん。
人家の敷地内に祠もなく、しかも変わった方向を向いて立っています。
そばに立っていた、説明板には平安時代から西国街道と久我畷は交通の要所として
栄えた、とあったので、道祖神的なお地蔵さんなのでしょう。




近くの児童公園内にもお地蔵さんが。
こちらは「京都新聞」の記事で見かけました。なんでも自治会内にお地蔵さん委員があって、
委員になった方がお地蔵さんのお世話をするそうです。
真ん中の石造りの花台が、個性的。親子が遊具で遊ぶ姿を、優しく見守っています。



少し離れたところの公園内にもお地蔵さんがありました。
この辺りのお地蔵さんは、民家に併設ではなく、公園に安置されているのが特徴でしょうか。
土地に余裕があるので、ぎりぎりまで家を建てる必要がないから公園にしたのか、お地蔵さんを
公園に移設したのかいずれかでしょう。
どちらにしても、前掛けが赤くないのと、祠に装飾が少なくシンプルなのも特徴です。