祇園祭に行ってきました。(その1)

本日、祇園祭に行ってきました。
といっても、宵山の前日なので、山鉾の組立ての見物です。

まずは、「鈴鹿山」。まだまだ建て始めたところです。脇には真松が置いてありました。

山を保管する町屋の奥には、「お地蔵さん」が祀られていました。いいもの発見!



続いて、「北観音山」。こちらは大人数で、かなり出来上がっています。
よく観察していると、組立てには、縄だけでなく鉄のピンも使っているようです。
釘は使わないことで有名ですが、鉄ピンはありのようです。ちょっと納得。

左は「南観音山」と、奥は「放下鉾」。右は「船鉾」と奥にかすかに「岩戸山」。



祇園まつりグッズを売っている文具屋さんやら、休みを宣言している散髪屋さんやら。
町の表情も様々です。

作業中の「芦刈山」と装飾品倉庫。

鉾町の日吉神社とお地蔵さん。重厚な感じのお地蔵さんですが、今はちょっと出番がないようです。


鉾町を歩いていて、気になったもの。

道に飾られている提灯ですが、祭り以外の日は、もちろん飾られていません。
1年のこの時期のために、道路には柱用の穴がいくつも開けられているのでしょう。
工事で誤って埋めてしまったら、とんでもないことになりそうです。町衆の力はすごいですねぇ。



それから、町屋の「ばったん床几」。私はこれ、大好きです。
床几を開いて夕涼みしながら、山鉾や提灯の明かりを楽しむ。そんな京都の風流に憧れを感じます。