お地蔵さんとお稲荷さん〜2世帯住宅

河原町五条上ル、安土町でみつけたお地蔵さん。

自転車や街灯の高さと比べると分かりますが、かなり巨大な祠です。

ガラス越しで見にくいですが、左右に祠らしきものが2つ並んでいます。

左の銅板の屋根が光っているのは、どうやらお地蔵さん。

右は狐さんがいるので、お稲荷さんみたいです。
お地蔵さんとお稲荷さんが同居されているのは、なんとも不思議な取り合わせ。訳を知りたくてガラスを覗きこんでいたら、近所のおじさんが出てきて、教えてくれました。
もともと町内にお稲荷さんを祀っている家があり、その家が取り壊されることになったので、町内で引き取ることになったのと同時期に、近くのお地蔵さんも会社の移転で、引越ししなければならないことになったので、町内でお金を出し合って、大きな祠を作って一緒に祀ることにしたそうです。
その費用、なんと1千万近く!安土町の皆さんの意気に敬礼ものです。



その隣の電柱に、こんなものがぶら下がっていました。

「入リ」「切ル」スイッチ。そういえば、子どもの頃は、街灯は自動で点灯しなかったので、暗くなると通りがかりに紐を引っ張って点灯させていました。あの頃は、裸電球にお皿の形の笠の電灯だったなぁと、昔を思い出しました。