京都地蔵盆巡り その4

雲林院を後にして住宅街へと進むと、次の地蔵盆に出会いました。

家のガレージにお地蔵さんをお祀りしていて、おじいさんが1人でお留守番をされています。

厨子に入った何やら立派なお地蔵さん。お話を聞いてみると、このお地蔵さんは、町角の祠に
納められているのではなく、町内の個人宅で祀られているのだそうです。だから町内の人もこ
うしてお地蔵さんを拝めるのは、年1回なのだそうです。でも町内安全のお地蔵さんなのです。

目を引いたのが、4段ほおずきスタンド。お地蔵さんのお供えには、ほおずきとさつまいもが
セットのようですが、何か謂れがあるのでしょうか?赤い色がお地蔵さんの好みなのでしょうか。
いろいろ検索してもヒットしないので、ナゾのままです。



続いて、建勲神社の西側、藤ノ森西町の地蔵盆に、お邪魔しました。

ここは、子どもも大人も多くて、賑やかです。プログラムを拝見すると、おやつタイムが4回と
お楽しみ会2回、福引1回。イベントが目白押しで、楽しそうです。

ここのお供えは、夏の野菜と果物とほおずき。

それから、赤い幡型のお札がありました。お寺で授かってきて、町内に配るのだそうです。
ですから、この辺のお宅の玄関には、粽と茅の輪とお札が飾られています。3つ揃えば1年間の
厄除けも万全でしょう。