鞍馬口地蔵

六地蔵の1つ、寺町鞍馬口通りの上善寺へ。

8月23,24日の地蔵盆以外の日では、やはり人影まばらでした。まずは表門を入ってすぐ右側に、大きな大日如来さんがお出迎え。

目的の地蔵堂は、境内の右手にありました。格子には地蔵盆の名残りの「幡型お札」が括られていました。

こちらが「鞍馬口地蔵」、やや面長の徳のあるお顔立ちです。平安時代小野篁が一度息絶えて冥土へ行き、向こうで生身の地蔵尊を拝して蘇った後、一本の木から刻んだ六体の地蔵の一つと伝えられるものだそうです。

地蔵堂の横にもたくさんのお地蔵さんがおられましたが、その中の1つ中央のお地蔵さんの左隣に、平らな石に彫られた13体のお地蔵さんを発見。ちょっと珍しい形のお地蔵さんですね。


おまけ。道中で見かけた、喫茶店

この喫茶店、入ったことはないのですが、昔からあります。このご時世で、こんなネーミングでよく続いていたなぁと、かえって感心してしまいます。調べてみたら、京都のディープな喫茶店として紹介されていました。ディープ過ぎでしょう!(@_@;)