左京区 出雲路橋辺り

学生時代にこの辺りに住んでいたので、久し振りやって来ましたが、すっかり家並みが変わっていました。

昔の下宿屋(古っ!)はすっかり無くなっていて、マンションに変わっていました。通った定食屋さんもほとんどが消えていて、唯一残っていたのが、すっかりモダンになった「ただす川食堂」。但しおばちゃんとメニューは変わっていなくて、定番は「豚肉のピカタ」です。
そういえば初めて「ピカタ」という料理を食べたのは、ここだったなぁと感慨にどっぷり浸りました。このボリューム、昔はありがたかったです(笑)

「ただす川食堂」のすぐそば、マンション1階にお地蔵さん発見。

石造りのどっしりした祠。マンションより古そうなので、昔からあったのでしょうが、当時は仏像に興味がなかったので、記憶にありません。アーチ型の屋根と左右の取っ手のように突き出た柱が個性的です。

延命地蔵尊」。こちらを見つめるつぶらな瞳に心を奪われます。ここの祠にも、大窓を後から閉じた痕跡があります。何を防いでいるのでしょうか。まさか学生のイタズラ?

祠の横には、小石がつり下がっていました。この飾りよそでも見かけたことがあるのですが、一体どういう意味があるのでしょう。石に穴を開けるのは大変な作業だと思いますので、何か深い意味があるのでしょう。石の種類も、よそのと同じ種類の石だと思われます。お地蔵さんと賽の河原の話との関連なのでしょうか?