三十三間堂あたりのお地蔵さん

三十三間堂三十三間堂あたりで、見かけたお地蔵さん。



まずは、豊国神社の鳥居の前のお地蔵さん2体。
どちらも、お地蔵さんの顔が隠れてしまうほど前掛けが大きいのが特徴です。


この辺りをぶらぶらしていて気付いたのですが、この辺りには古い路地がたくさんあります。


路地の中は私有地なので、ウロウロするのがはばかれますが、ちょっとお邪魔して覗いてみると、
中には古いお地蔵さんが…。


でも残念ながら、どれも余り手入れされている風には見えませんでした…。
いくつかの路地をちょっと覗いてみたのですが、どの路地にも必ずお地蔵さんはあるようです。
興味は尽きないですが、路地はやっぱり私有地なので、この辺でお別れします。


七条通りを歩いていると、銭湯のノレンの影に何やらお地蔵さんの姿が…。

今度は、風呂場覗きと間違われないように、注意しながらお邪魔してみると、なんとも立派なお地蔵さんが。

空豆地蔵」とあります。その昔、親猿が空豆を供え子猿に与えているのをみた町の人々が、自分の子供が歯痛で悩むとき、願をかけて祈ったところ、歯痛が治ったことから、「歯痛平癒」にご利益のあるお地蔵さんのようです。
今は歯痛の願掛けをするのに、お風呂屋さんのノレンをくぐらなくてはいけません。もちろん営業時間もあるのでしょう。


最後は、京阪七条近くのお地蔵さん。

祠の形に、トタンで覆われています。それも屋根と躯体のツートンカラー。
これで風雨対策も万全です。